21/5/3 Column 【お気に入りに囲まれること】
Column
【お気に入りに囲まれること】
2021年5月3日
池田佳代
そのちいさな贅沢が、
先日、ご近所の雑貨屋さんに入りました。
ずっと気になってはいたのですが、いつも通り過ぎていました。
ある日ふと入ってみようと思えて
店内に入ると、いつもは目にも止まらない雑貨が
まるで自分たちが部屋をかわいく飾りたいとでも言っているように感じました。
その中から、籐の籠に入った花瓶を買いました。
奇麗に掃除したワークスペースの片隅に飾ってみると、その存在感は思った以上でした。
その花瓶は、仕事を応援してくれているように思えました。
そのような気持ちになったわけは、
今までの私の日常に、「部屋を飾る雑貨を買う」という概念がなく、
ただ、必要なものにだけ囲まれていたのだなと気づいたからです。
あ~これがなくなったから買ってこよう
が多かった私には、
部屋を飾るもの=心が豊かになるものがあまり買えなかったのですが、
今どうしても必要ではないけれど、あったら素敵になるなと思えるもの。
私にとってのそれは今回は花瓶でしたが、それを買えたその日から
部屋を少しずつ飾っていこう。持ち物も、お気に入りを見つけて買おう。
と思えてきました。
お気に入りに囲まれるというのは、お金がかかるなぁとか、無駄遣いしているのではとか
自分を責めてしまうからもいらっしゃるかもしれません。
ですが、そのちいさな贅沢が、心の余裕につながり
心が満足すると、ちいさな贅沢は大きな安心と悦びにつながると感じました。
自分の「お気に入り」を買うこと。
それは自分のために自分が最高の自分になれるプレゼントを送るということ。
そのプレゼントを受け取ると、勝てるイメージが湧いてきませんか?
今日もありがとうございます。
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